いつか,そんな時代が来るだろう。
消費税率1割(10%)
本日,本当に到来しました。
建築物は価格が高いので,消費者の負担が大きくなるのは言うまでもありません。
本当に,建築物に適用してもいいのでしょうか?
戸建て住宅は,数千万円程度(それでも大きいです)ですが,よくある普通の中小規模の賃貸マンションは,だいたい建設金額が2~3億円程度です。その消費税額が,なんと,2~3千万円です。
設計料よりも高いのです。
建築士としては,むなしくなります。
法律は本当にすごい力をもっています。
政治に関してもっと関心を持ちましょう(特に若い世代)!
私の師匠の設計事務所に勤務していたころが思い出されます。
消費税が増税になる前はとにかく忙しかったです。
そして,増税後は暇になるのです。
何度も言いますが,建築に関しては,消費税額が大きいからです。
消費税増税に関する数字のマジック
数字のマジックを考えてみましょう!
建築士は,大きな金額を請け負っているので,冷静に数字を考えなければなりません。
CMなどで,○○秒で1個売れている。
とか,プロ野球選手の年俸○○%アップとか…
よく耳にしますよね。
消費税増税に関して理科系として考えてみます。
消費税の変化 | 3%→5% | 5%→8% | 8%→10% |
計算式 | 5/3=1.67 | 8/5=1.60 | 10/8=1.25 |
増税後の百分率 | 167% | 160% | 125% |
上表のように,過去の消費税増税に比べると
増額百分率として考えると以外にも小さい割合になります。
あくまでも割合です。増税に対する当該金額とは異なります。
皆さん,本日の「消費税の増税」
軽減税率とかキャッシュレス決済とかいろいろ複雑ですよね。
どのように思われますか?
一応この件に関して「国」も対策をしています。
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