この投稿は,一級建築士を目指している受験生に関する記事です。
直近(平成26年~令和4年)9年間の学科試験の合格率
H26 | H27 | H28 | H29 | H30 | R01 | R02 | R03 | R04 |
18.3% | 18.6% | 16.1% | 18.4% | 18.3% | 22.8% | 20.7% | 15.2% | 21.0% |
令和5年1月現在「建築技術教育普及センター」の発表によると上表となっています。
おおよそ,18%で推移しており,約5~6人に対して1人合格することが読み取れます。(言うまでもなく,学科試験のみです)
色々な資格関連の書籍を拝見しますと,「一級建築士」の資格の難易度がかなり過小評価しているように思われます。
他の資格と異なり,誰でも受験することができません。
【追記】令和2年(2020年)からの受験は,実務経験が不要になりました!
(試験合格後,実務経験を経て,免許証の発行となります。)
受験者は,実力のある人が多いのです。
これらのことから,一次試験の学科試験の合格率が18%という試験は,かなり難易度が高いといえます。さらに,令和3年(2021年)の合格率は約15%となり難化傾向にあります。
では,この難関の学科試験をどのように乗り切れば良いのでしょうか?
大学で建築学科を卒業した受験生は,「独学」で合格できます。
いやいや,無理でしょう?
と思われた受験生が多数ですか?
「資格取得関連学校」に通う「お金」の余裕があるひと,また通う「時間」の余裕があるひとは,大金と時間をかけて「資格取得関連学校」 に通うことをお勧めします。
実際のところ,受験生は就職してすぐで給与が安かったり,残業が多かったり…
「一級建築士」を取得していないのなら,給与が少ないのは当たり前です。修行期間なら残業や勤務外で覚える仕事がたくさんあります。
そんな「お金」と「時間」があれば,もっと有意義なことに使ってください。
ここで言いたいことは,しっかりとした「対策」と「根性」で学習するということです。
「大学で建築を学んだひと」に厳しく言いたいです。
何で,あんなにも大金を払って大学に行ったのですか?
「一級建築士」の学科試験すら,「独学」で受験できないのですか?
大学で何を学んだのですか?
大丈夫です。
「対策」と「根性」があれば,間違いなく一発合格できます。
私自身も「独学」で学科試験を一発合格しました。
資格学校に採点してもらった結果,県内で一番の最高得点と言われました。
また,数人の後輩に受験対策の指導をしたところ,100%の確率で学科試験を一発合格させてあげることができました。
自分の実績と後輩たちの実績もありますので,自信をもって言えます。
「資格学校」は,利益を確保しないといけないので,独学では難しいように受験生に対して全力で洗脳しようとします。さらに,試験では出ないような難題を課しています。試験に出ない問題に時間をとるのはやめましょう。
また,SNSが普及していることもあり,受験生の不安をあおった投稿が多いように思われます。
「さあ,始めましょう!」
私もかつて頑張りました。かなりの勉強が必要です。
でも,「独学」の勉強は「楽しい」です。
資格学校に通うための金額は相当なものです。
浮いたお金で,旅行したり,美味しいものを食べたり,普段では買うことが出来ないものも余裕で買えます。
「さあ,始めましょう!」
早ければ早いほど合格に近づきます。
「時間があれば,受験生にとって有意義な投稿を考えています。」
私は,独学で望む受験生を応援しています。
資格学校に通っている受験生に負けるな!
【追記】
独学で望む受験生を応援するために,「YouTube チャンネル」を設立してみました。
チャンネル名は,【建築士独学道場】です。
少しでも,お役に立てれば幸いです。
【追記】
【hint!】「基礎対策に二級建築士学科試験は,基本的な良問が多いです。」
【追記】
「重要ポイント整理と確認問題」
一級建築士試験対策はもちろん,二級建築士学科試験対策にも活用してください。
重要ポイント整理と確認問題「計画」はこちらです。
重要ポイント整理と確認問題「環境・設備」はこちらです。
重要ポイント整理と確認問題「法規」はこちらです。
重要ポイント整理と確認問題「構造」はこちらです。
重要ポイント整理と確認問題「施工」はこちらです。
【追記】
二級建築士試験対策はこちらです。
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